- 株主優待内容(11月末)
- ファーストブラザーズ(3454)ってどんな会社?
- 株価データ(2019/2/8現在)
- 1株益・1株当たり配当金・配当性向の推移
- コメント:売却の方針
- 2019年 株主優待到着状況
ファーストブラザーズ(3454)から株主優待のQUOカード 2,000円分が到着しました。
- 11月末 優待銘柄(年1回)
- 2019年2月7日(木)着
- 100株保有(@1,075円で購入)
- 長期継続保有優待あり
1年以上の長期継続保有をしているためQUOカード 2,000分です。
なかなか高級感のある入れ物に入っていました。
中を開けてみるとさらに雰囲気のあるケースの中にオリジナルQUOカードが入っていました。
けっこうお金のかかっている株主優待だと思います。
ビニール袋にQUOカードを入れただけで送ってくる企業もあったりするのですが、なんですかねこの差は?
わたしはQUOカードをすぐ使ってしまうので、そんなにお金をかけなくても... と思ってしまいますね。
景気変動の影響を受けやすい不動産投資会社であることから、株主優待の廃止リスクには要注意です。
株主優待内容(11月末)
1,000円相当のQUOカード。
100株以上で獲得
※ 1年以上継続保有の場合、100株以上200株未満の株主には2,000円相当、200株以上は4,000円相当。
1年以上の継続保有でQUOカードの金額は2倍になります。
しかも、200株まで優待利回りが下がりません。
100株を打診買いして、値下がりしたところで100株を追加購入するのも良いかもしれません。
ファーストブラザーズ(3454)ってどんな会社?
2004 年2 月に創業した独立系不動産投資運用会社です。
かなり若い会社といえます。
不動産私募ファンドの運用会社としてスタートし、現在では自己勘定投資も手掛けています。
この会社の特徴としては、従業員数は54名(2018年11月30日現在、グループ連結)の少数精鋭企業というところです。
もう一つの特徴としては、配当還元方針としてDOE(株主資本配当率)を採用しているところです。
DOEは2016 年11 月期から導入され、DOE2% を目安に配当をしています。
DOE導入の理由としては、自己勘定投資の物件売却のタイミングで業績が大きくぶれやすいため、配当性向の目安は定めずに、安定的かつ毎期着実な増配が見込めるDOE(株主資本配当率)を基準に配当を行っていくこととしているそうです。
そういえば、2018年8月に開催された「日経IR・投資フェア」にも出展していて、
- リーマンショックをほぼ無傷で乗り越えた少数精鋭企業
- 金融と不動産のプロフェッショナル集団
と自己紹介していました。
▼日経IR・投資フェア参加時の記事
株価データ(2019/2/8現在)
各種指標
市場 | 東証1部、不動産業 |
---|---|
時価総額 | 149億円 |
株価 | 1,033円(100株単位) |
PER | 7.24倍 |
PBR | 1.01倍 |
配当利回 | 2.03%(1株配 21.0円) |
総合利回 | 3.00%(100株、1年未満保有時) |
参照:YAHOO!ファイナンスより
指標は不動産会社としてすべて平凡な水準です。
今までは不動産市況の好況を受けて成長を続けてきましたが、今後の不動産市況には注意が必要かもしれません。
株価チャート
株価を見てみると、長期的に下落トレンドにあります。
景気後退懸念などがくすぶっているためと考えられます。
参照:YAHOO!ファイナンスより
1株益・1株当たり配当金・配当性向の推移
1株益 | 1株配 | 配当性向 | |
---|---|---|---|
15.11 | 121.1円 | 0.0円 | -% |
16.11 | 162.3円 | 記 25.0円 | 15.4% |
17.11 | 146.2円 | 15.0円 | 10.3% |
18.11 | 206.0円 | 18.0円 | 8.7% |
19.11(予) | 142.7円 | 21.0円 | 14.7% |
2018年11月期の決算は、不動産売買市場の好調を受けて好決算となりました。
2019年11月期決算予想も不動産市況の高止まりが前提となっています。
配当金は増配傾向であり、配当性向は15%ほどですが、当社の場合は前述のとおりDOE(株主資本配当率)を採用しているため、大幅な赤字計上等がなければ減配リスクは低いかと思います。
それより怖いのが株主優待の廃止リスクです。
「不動産業」の「QUOカード優待」はエリアクエスト(8912)の例もあることから優待廃止リスクに注意が必要です。
▼エリアクエストの例
コメント:売却の方針
株主優待目的で投資しています。
業績の悪化による株主優待廃止&株価暴落のリスクがあるため売却の方針とします。
今度の不動産市況の好調は東京オリンピック前までには一段落すると予想しています。
早ければ2019年後半に調整局面を迎える可能性もあることから、早めに売却したいです。
しかし、若干の含み損を抱えているためプラスで売却できる水準まで待ちたいと思います。
2019年 株主優待到着状況
QUOカードは種類:金券、換算金額:2,000円としています。
年間10万円ほどの株主優待取得を目指しています。
種類 | 個数 | 金額 |
---|---|---|
水 | 1 | 2,050円 |
雑貨 | 1 | 2,000円 |
化粧品 | 1 | 3,000円 |
食料品 | 2 | 3,640円 |
金券 | 1 | 2,000円 |
合計 | 6 | 12,690円 |