※ 2019年8月27日更新
株式投資において重要なのは情報収集だと考えています。
上場企業がIR情報として発表する業績情報などは「適時開示情報」という形で日々公開され、株価に大きな影響を与えます。
とくに、業績の上方修正や株主優待の新設を発表すると株価上昇となる場合が多いです。
投資家としては、ウオッチしている銘柄や保有銘柄のIR情報は気になりますよね?
しかし、いつ開示されるかわからない情報を待ち続けるのも厳しいです。
さらに上場企業は 3,000社以上あり、それぞれが発表するIR情報は膨大です。
その中から気になる企業の情報を検索して入手するのは大変です。
そんな適時開示情報はスマホアプリで簡単に管理することが可能です。
今回は、わたしが利用している適時開示情報の自動通知アプリを紹介します。
もちろん無料で利用できます!
- 適時開示情報とは?
- 適時開示情報アプリで一番評価が高いのは「適時開示なう」 しかし、Androidユーザーは使えない!
- Androidユーザーには「適時開示 Notifier」がオススメ!
- まとめ:主力銘柄だけでも登録してみう!
適時開示情報とは?
適時開示情報について簡単に説明します。
適時開示情報は「TDnet(ティーディーネット)」と呼ばれる東京証券取引所の運営する適時開示情報伝達システムを利用して発信されています。
【主な適時開示情報】
- 決算短信
- 有価証券報告書
- 業績予想の修正
- 配当予想の修正
- 株式・新株予約権の発行
- 大量保有報告書
- 株主優待の新設・変更
企業が開示をおこなう時間は適切なタイミングで行うことになっていますが、基本的には平日の日中に開示されます。
とくに相場がクローズした15時過ぎくらいに開示されることが多いです。
開示情報は「TDnet」上でいつでも見ることができます。
リンク先を見てみるとわかると思うのですが、情報が多すぎて非常に見にくいです。
この中から自分のウオッチしている企業の情報を検索するのはメンドウですね。
しかし、スマホアプリを活用することにより、適時開示情報を簡単に管理することができます。
適時開示情報アプリで一番評価が高いのは「適時開示なう」 しかし、Androidユーザーは使えない!
GoogleやYahoo!で「適時開示、アプリ、オススメ」と調べてみると、「適時開示なう」というアプリが上位に表示されます。

アプリの評価は高いのですが、この「適時開示なう」は iOS版しかありません(iPhone専用)
Androidユーザーには「適時開示 Notifier」がオススメ!

以下、「適時開示(TDNet/Edinet)Notifier」でできることを書いていきます。
公開日指定
トップ画面では、当日に公開された適時開示情報の一覧が確認できます。
以前は日ごとの開示情報件数が表示されていたのですが、バージョンアップにより表示されなくなりました。
公開日については指定をすることができます。
開示情報の絞り込み
ためしにこの中から、株主優待関連の開示情報を絞り込んでみます。
2019年8月27日の株主優待関連の適時開示情報は1件だけでした。
お気に入り
お気に入りに銘柄を登録すると、適時開示情報の発表があるとプッシュ通知でお知らせしてくれます。
画面は主力銘柄のハウスドゥ(3457)が2019年6月期決算説明会資料を発表したときのプッシュ通知です。
わたしは主力銘柄(総投資金額の5%以上を占める銘柄)を登録しています。
2019年8月現在では4銘柄を登録しています。
プレミアムウォーター(2588)は主力株候補であり、情報収集のために登録しています。
まとめ:主力銘柄だけでも登録してみう!
適時開示アプリは非常に重宝しています。
無料で利用できるにも関わらず、主力銘柄の投資情報がほぼリアルタイムで把握できます。
長期投資する人でも適時開示情報は重要です。
長期で保有するとしても、できるだけ良いタイミングで売買をしたいですからね。
わたしのように主力銘柄だけ登録しておいて、開示があったときにはすぐ確認できる体制を整えておくことをオススメします。