HPにはお詫び文書が掲載されていました。
カッコイイHPだと思っていましたが台無しです。
TATERU(1435)から株主優待の「クオカード 3,000円分」が到着しました。
- 12月末 優待銘柄
- 2019年3月30日(土)着
- 100株保有(@500円で購入)
- 不祥事による高利回り銘柄...
オリジナルクオカード 3,000円分です。デザイン性は高いと思います。
不祥事(顧客の預金残高データ改ざん)発覚により株価が大暴落してしまった銘柄です。
500円で買ってしまったのですが、株価はそこからさらに下がっていきました...
含み損は -23,300円!
3,000円程度のクオカードでは焼け石に水です。
不祥事発覚後は、アパート成約数がガタ落ちとなりました。
2018年2Qは 255件あった成約数が、4Qでは 35件にまで激減しました。
アプリで始めるアパート経営が主力事業の同社。
アプリのインストールをきっかけとして成約につなげるビジネスモデルだったため、不祥事による評判悪化は致命的です。
現在金融機関はアパート融資を厳格化しています。
TATERU(1435)の主な顧客であったサラリーマンへの新規融資はかなり厳しい環境となっています。
今までのような右肩上がりの成長はまず見込めないでしょう。
株主優待内容(12月)
100株以上:クオカード 3,000円分
次回もあるかはわかりませんよ...
株価データ(2019/3/29現在)
市場 | 東証1部、建設業 |
---|---|
時価総額 | 237億円 |
株価 | 267円(100株単位) |
PER | -倍(非開示) |
PBR | 1.04倍 |
配当利回 | -%(無配) |
総合利回 | 11.24%(100株保有時) |
参照:YAHOO!ファイナンスより
総合利回りは、驚異の11.24%!
高利回り!やったね!
...なんてことはありません(怒)
不祥事発覚により業績ガタガタ、もはや手出し不要の銘柄です。
1株益・1株当たり配当金・配当性向の推移
1株益 | 1株配 | 配当性向 | |
---|---|---|---|
16.12 | 30.8円 | 記 4円 | 13.0% |
17.12 | 51.5円 | 9円 | 17.5% |
18.12 | 9.7円 | 5円 | 51.5% |
19.12(予) | -円 | -円 | -% |
2019年12月期は合理的な予測が困難な状況であることから、会社予想は非開示となっています。
無配&株主優待廃止の可能性が高いとみています。
ちなみに四季報(春号)では、2019年12月期は -40億円の赤字決算を予想しています。
コメント:来年の株主優待は廃止か?
不祥事の影響が大きすぎます。
調査報告書によると、350件の顧客の預金残高改ざんが発覚しました。
26万円しか預金のない人に1億円を融資した事例もあったそうです。
常識的にはまず融資が受けられない先です。
もはや何でもアリです。
不正融資に関与した 31人は解雇したとのこと。
営業再開は6月以降となる見込みであり、それまでは経費圧縮や手持現金で食いつながなければなりません。
2019年12月期の株主優待はあきらめた方がよさそうです...
むしろ現金枯渇による倒産の心配も!?
わたしは、TATERU(1435)は手持ち資産の売却などにより倒産は何とかしのげるとみています(自己資本も厚いです)
しかし、投資は自己責任です。
最悪の事態に備える覚悟は必要です。
2019年 株主優待到着状況
「クオカード」は、種類:金券、個数:1個、金額:3,000円としています。
年間10万円ほどの株主優待取得を目指しています。
種類 | 個数 | 金額 |
---|---|---|
水 | 1 | 2,050円 |
雑貨 | 2 | 4,000円 |
化粧品 | 1 | 3,000円 |
食料品 | 2 | 3,640円 |
食料品 | 1 | 3,000円 |
金券 | 2 | 5,000円 |
合計 | 9 | 20,690円 |