わたしは某地方都市でサラリーマンをしながら 2棟 18室のアパートを経営しており、月 20万円程度の不動産収入を得ています。
・家賃収入 30万円/月
・借入返済 10万円/月
・キャッシュフロー 20万円/月
月 20万円という金額は、わたしの新入社員のときの給料よりも多いです(手取りは 16万円くらいでした...)
いつかは仕事を辞めてセミリタイア生活を夢みていますが、わたしの場合は全然セミリタイアできないと感じています。
以下、わたしの考えです。
社会保険料・税金を不動産収入から支払う必要がある
わたしはサラリーマンとして現在 25万円/月の給与収入(手取)があります。
給与明細書を見てみると毎月いろいろ控除されています。
- 医療保険料
- 厚生年金料
- 所得税
- 住民税 など
サラリーマンをやめると上記の費用を不動産収入の中から支払うことになります。
合計で 10万円/月くらい払っているため、実質手取りは 10万円/月になります。
生活水準をかなり落とさないと生活は厳しいです。
改めてサラリーマンって手厚く保護されているなって思います。
収入が不安定
不動産収入の大半は家賃収入です(一部駐車場収入)
学生ほほとんどいないので、どの部屋の人がいつ退去になるかわかりません。
家賃は1部屋 25,000円/月程度ですので退去が1部屋あると月収が1割減ってしまいます。
これはかなりきつい。
収入が不安定でも安心するためには、もう何棟かアパートが必要です。
しかし、スルガ銀行問題の発生後、アパートローンの審査は厳しくなっているようで、地銀の中でアパートローンに「積極的」に取り組む銀行はゼロのようです。
不正融資が横行したスルガ銀行問題などを受け、地銀による融資が減速する可能性が出てきた。
— 日経ヨクヨム (@4946nikkei) 2018年11月15日
地銀のアパート融資減速 「積極的」はゼロ 全国105行 本社調査 :朝刊1面からhttps://t.co/CnO8XTLhcY
銀行の「横並び意識」の悪いところですね。
わたしの場合は、信用組合のアパートローンを利用していますが、しばらくは様子見の予定です。
経費がかかる
エアコンが壊れたりすると大家の負担で修理します。
今年(2018年)の夏は猛暑でエアコンを使いすぎたのか故障した部屋がありました。
当然わたしが修理を手配したのですが、修理に 11万円もかかってしまいました。
突発的な支払いがあるとキャッシュフローは一気に悪化してしまいます。
下手すると月の収支がマイナスになることさえあります。
借入がある
アパート2号の購入には地元の信用金庫のアパートローンを利用しました。
借入金額は 1,900万円であり、まだ 1,700万円ほど残っています。
10万円/月の返済が終わるにはあと 20年以上かかります。
ちなみにアパートを売っても 1,700万円にならないと思います。
完済のメドたつまでは不安でサラリーマンはやめられません。
結論
全然セミリタイアなんかできません。
もっと収入が必要です。
しばらく働きます(笑)